世界的な製薬会社、AGCバイオロジクスと2施設にわたる5億ユーロ (約883億円) を超える契約を締結
同契約は、顧客が横浜の新施設で5つの商用バイオ医薬品プログラムについて締結していた長期契約を基盤としており、今回、さらに6つの商用プログラムをコペンハーゲンの施設に割り当てることで、大量生産型のシングルユース・バイオ医薬品製造を1社のグローバルパートナーに集約する
同契約は、施設間の相互運用性と2つの規制当局への並行した申請が、グローバルな供給体制において現地製造のメリットを最大限に引き出す鍵であるという共通の認識を反映している
複数の施設を単一の統合された供給拠点として運営することで、両社はニーズの変化に応じて施設間で迅速に生産を移管することができる
デンマーク・コペンハーゲン発 , Nov. 05, 2026 (GLOBE NEWSWIRE) -- AGCバイオロジクス (AGC Biologics) は、あるグローバル製薬会社との既存の長期製造契約を拡大し、CDMOである同社のコペンハーゲン施設に2つ目の供給拠点を追加した。この拡大は、AGCバイオロジクスの横浜施設を拠点とする既存の契約を基盤としており、契約総額は5億ユーロ (約883億円) を超える規模となった。
この拡大された契約では、AGCバイオロジクスのコペンハーゲン施設において、6つのバイオ医薬品プログラムにわたる多品目の原薬製造が行われ、これにはプロセス移転、スケールアップ、バリデーション、および商業生産が含まれる。製品は、生産能力、コスト、現地製造のメリットを最適化するため、施設間をまたいで立ち上げや移管が行われ、数件では2つの規制当局への並行した申請が行われる。これにより、単一施設での供給体制では実現できなかったレベルの柔軟性とサプライチェーンの堅牢性が確保される。
AGCバイオロジクスの社長兼CEOであるアルベルト・サンタゴスティーノ (Alberto Santagostino) は次のように述べている。「このお客さまは、よりレジリエントで柔軟なサプライチェーンを構築されており、2大陸にまたがる形で当社と協力することをお選びいただきました。これはまさに、グローバルな供給体制を維持しつつ、地理的な柔軟性と地域化を必要とされている市場に対して、当社がご提供できる強みなのです。当社は、品質、生産能力、そして深い技術的専門知識を軸にシングルユース製品戦略を構築して参りました。これにより、パートナー企業が現地化やスケールアップの準備を整えた際、その段階に合わせて対応することができます。今回の契約により、施設間の柔軟性がより大規模なものとなりますが、これは当社の既存の経験に基づいたもので、すでに2社のお客さまが、当社のシアトルとコペンハーゲンの両施設から製品を共に発売することを決定しています。」
この契約により、AGCバイオロジクスはシングルユース・バイオリアクター製造における世界有数の主要企業としての地位をさらに確固たるものとし、各地域の主要製薬会社の大型哺乳類用シングルユース製造ニーズに応えていく。BDOのバイオトラック (bioTRAK) データベースによると、AGCバイオロジクスは生産量ベースで業界最大級のシングルユース製造能力を誇るグローバルネットワークの1つを維持している。AGCバイオロジクスは、強力な商業化能力と、CDMOのエキスパートとしての親身なアプローチを組み合わせることで、グローバルネットワーク全体において、施設をまたぐ製品発売、地理的な柔軟性、地域密着型の製造戦略を追求する顧客を支援している。
AGCライフサイエンスカンパニー (AGC Life Science Company) のプレジデントである村野忠之 (Tadashi Murano) は次のように述べている。「お客さまから横浜で5つのプログラムをご依頼いただいたのに続き、コペンハーゲンでさらに6つのプログラムをご依頼いただいたことは、当社のチームがネットワーク全体で築き上げてきた信頼の証です。当社は、電子機器や自動車など幅広い産業分野において、AGCが数十年にわたり産業パートナー企業と築いてきた関係のように、製薬業界のお客さまとの間でも、信頼に基づいた長期的な関係を構築することに引き続き注力していきます。」
よくある質問 (FAQ)
本発表では、顧客名が明記されていないのはなぜか。
バイオ医薬品業界の標準的な慣行に従い、顧客の同意がない限り、顧客名は開示されない。AGCバイオロジクスは、顧客の競争戦略や規制対応戦略を保護するため、頻繁に守秘製造契約を締結している。
この顧客は、AGCバイオロジクスとの製造提携をさらに拡大する可能性があるか。
AGCバイオロジクスは、米国、欧州およびアジアにGMP製造拠点を展開しており、顧客の商業生産ニーズの変化に応じて、さらなる地域への拡張を可能にする生産能力を提供している。
AGCバイオロジクスのコペンハーゲン施設は、大規模な開発企業にどのようなメリットを提供するのか。
AGCバイオロジクスのコペンハーゲン施設の科学チームは、原薬開発およびGMP製造において25年の専門知識を有している。同施設を利用する顧客は、20以上の規制当局から計50件以上の商業承認を取得している。
2024年に行われたコペンハーゲン施設の拡張には、製造、品質管理試験室、技術・倉庫エリアにまたがる18,000平方メートルが含まれ、具体的には以下のようなものが含まれている:
- 2,000リットルのシングルユース・バイオリアクター生産ライン8基
- 500リットルのパーフュージョン型バイオリアクター1基
- ダウンストリーム精製ライン2基
AGCバイオロジクスについて
AGCバイオロジクスは、世界をリードするバイオ医薬品開発・製造受託機関 (CDMO) であり、クライアントやパートナー企業と密接に連携し、専門技能を駆使して親身に対応することで、最高水準のサービスを実現することに注力している。同社は、哺乳類および微生物由来の治療用タンパク質、プラスミドDNA (pDNA)、メッセンジャーRNA (mRNA)、ウイルスベクター、遺伝子組換え細胞について、世界最高水準の開発・製造サービスを提供している。同社のグローバルネットワークは米国、欧州、アジアを網羅し、ワシントン州シアトル、デンマークのコペンハーゲン、ドイツのハイデルベルク、イタリアのミラノ、そして日本の千葉および横浜に拠点を置く。AGCバイオロジクスは、AGC Inc.のライフサイエンス事業 (Life Science Business) の一部門である。同ライフサイエンス事業は、バイオ医薬品、先進医療、低分子医薬品原薬、および農薬を専門とする8カ所の施設を運営している。詳細については、www.agcbio.comを閲覧されたい。
本発表に付随する写真はこちらから入手可能: https://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/4897a863-7a97-421e-80c6-ea973e3d314a

AGC Inc. 広報担当:info-pr@agc.com AGCバイオロジクス 報道関係者向け問い合わせ先:kati.sills@agc.com
Legal Disclaimer:
EIN Presswire provides this news content "as is" without warranty of any kind. We do not accept any responsibility or liability for the accuracy, content, images, videos, licenses, completeness, legality, or reliability of the information contained in this article. If you have any complaints or copyright issues related to this article, kindly contact the author above.